相続登記という言葉について、何となく目にするけどよくわからないということはありませんか。簡単に言えば、親が所有していた不動産を相続することです。この相続登記は、実は放置していても特に問題はありません。ただ所有者が不明の不動産が増えて来たこともあり、2023年から登記が義務化されることになりました。

そして登記の期限も3年以内となります。もし親から相続した家や土地などがあって、相続登記の手続きを行っていなかった人は、早めに登記をすませておくといいでしょう。ところでこの相続登記は、誰に依頼するのが一番いいのでしょうか。それはやはり登記のプロである司法書士です。

特に不動産の登記は司法書士以外は行うことができないので、遺産の中に不動産があるとわかっている場合は、最初から司法書士事務所を決めて、まかせておくのもひとつの方法です。とりわけ不動産の権利関係が複雑であるとか、不動産の数が多いなどという時は、プロにすべてを託しておくのがやはりいいのです。それから費用や手続きに関しては、不動産の数や相続人の人数などでかなり違いがありますので、まず事務所で相談して説明してもらうのがお勧めです。司法書士の仕事は登記だけにはとどまりません。

それ以外に、遺言書の作成や執行を依頼することもできます。それから相続放棄も頼むことが可能です。この相続放棄というのは、遺産の中で借金の占める割合が多く、相続してもデメリットが多いという時などに相続をしないという方法で、こちらの手続きに必要な書類も司法書士が請け負ってくれます。

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