運転免許証・パスポートの返却や生命保険金・高額医療費・遺族年金の請求や住民票抹消・年金受給停止の手続きやお葬式の準備や遺品整理など、大切な家族が他界してしまった際に遺族がやらなければならないことは山積みです。別れの悲しみに打ちひしがれている暇はなく、タイムリミットとともに様々な問題が容赦なく迫ってきます。その中でも最も煩わしくて大変で手間も時間もかかるものと言えば相続問題です。相続が決定しないと金融商品の名義変更や不動産登記などの細々とした手続きも行えませんし、遺言書が無いと遺産分割協議が円滑に進まず難航しがちです。

相続人の人数が多ければ多いほど問題が深刻化する傾向にあります。実家に住む長男が出しゃばり介護を理由に遺産を独り占めしようとする、醜い兄弟喧嘩が勃発して冷静な話し合いが出来ない、相続人同士で価値の無い不動産の押し付け合いになるなど、人間関係のいざこざが絡まった問題は弁護士に解決してもらうしかありませんが、不動産相続などの事務的な手続きの相談であれば司法書士にお任せしてもOKです。不動産相続に関する諸々の手続きを司法書士に代行してもらえば物理的負担も精神的負担も一気に軽くなり時間的にも余裕が出来ますし、不動産相続以外の手続きの書類作成やそれぞれの機関への届け出なども依頼できます。法律を駆使して本人に成り代わり動くことは出来ませんが、司法書士が出来るサポートは多岐にわたり心強いです。

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